イガイガの丹沢放浪記

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zoom RSS 平石沢右俣

<<   作成日時 : 2016/06/26 23:00   >>

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平石沢の右俣は、9年前に一度歩いているが、途中でクマに出遭ったこと以外、あまり沢の中の様子は覚えていない。いずれにせよ、短い沢なので、短時間で遊ぶにはよいだろうと、前夜の酒の勢いに、酔った流れで安請け合い。花立小僧さんと、二日酔い覚ましの沢遊びである。

山ノ神[7:50]…平石沢…二俣[8:09]…平石沢右俣…平石?[8:39]…県境尾根[10:20/10:38]…934mピーク[1:40]…934南東尾根…800mから北東へ[11:04]…井戸沢[11:40]…神ノ川林道[11:47]…山ノ神[12:04]


車を神ノ川林道の山ノ神の脇に置き、すぐ横を流れる平石沢へ、生い茂った草を掻き分け左岸から降りていく。
そして、気がつけばズボンは“ひっつき虫”でご覧のありさまだ。

画像“ヤブジラミ”という名の植物だが、見た目も虫っぽい。
払い落とすのも一苦労、本物のシラミだったら逃げ出すところだった。
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気を取直して、遡行を開始する。
平石沢の水流はあまり多くはないが、草ボウボウだった出合付近の凡庸な印象とは違い、意外と深い渓谷だ。すぐに沢をふさぐような大岩があり、3mの滝となっている。ここは大岩の左を簡単に越えていく。

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神ノ川流域どこの沢も荒れているが平石沢も荒れている。流木やガレに埋まって歩きにくい沢筋をいくと、前方に滝の流れが見えてきた。

580m二俣の滝だ。
遠目には二段に見える前段の3mを簡単に攀じって越えると、落ち口が二つある二条6m滝だ。(トップ写真)
滝の前に立つと水流はほとんどが左俣、右俣の流れはチョロチョロで物足りない。前回は、もう少し水量があったはずなのだが…     (2007年当時の画像)


さて、この前はどうやって越えたんだったかな?
思いだせないまま、左の流れの際を攀じ登ってみたが、なんだか滑りそうで落ち口の方に抜けられず、左に逃げて越えた。ちょっとルートを見誤ったかな。

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滝の上にでてみると、左俣と右俣ははっきり分かれている。水流があるのは左俣、右俣はすでに涸れ沢状態だ。伏流で、いずれ水流があらわれるだろうとタカをくくり、そのまま右俣を登っていくが、一向に水がでてくる気配がない。水の流れは諦めたがそのかわり、特徴的な大岩が目立つ沢だ。

これはノアの箱舟のような大岩、舟底を見上げる花立小僧さんが小さい。
沢のガイド本などをみると、平石沢は左俣を本流としているのが一般的だが、古い昭文社の地図などでは右俣を本流としているものもある。そして、それを裏付けるようなこの平たい大岩は、平石沢の名前の由縁ではないだろうか。

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こんな岩も見つけ勝手ながら“クマ岩”と命名。
どうです、涙を流し、何かを訴えるクマに見えませんか?
そう言えば9年前にクマと遭遇したのは、このあたりだったような気がする…

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風のない谷間はまるで蒸し風呂のよう、少しは水が流れていたはずなのだが、豪雨に荒らされ、ガレの下に埋まってしまったのだろう。
水の流れがなくなった涸棚をいくつか攀じ登って越えていく。

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沢の詰めは、谷止めの古い石積をいくつか越え、少しばかり急になった泥斜面を登って、鐘撞山南西・934ピークの西側コル付近にたどりつく。
この県境尾根は北丹沢12時間山岳耐久レースのコースになっているらしく、ランナーやレース関係者とすれ違う。

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県境尾根の・934ピークから尾根伝いに南東に下って、・635ピークを通って平石沢出合に下降するつもりでいたのだが、いつの間にか井戸沢側の北東に延びる尾根を下っていた。二人とも、どこで間違えたのか全く自覚がない。このあたり、どこを歩いても植林ばかりで展望がなく、景色で方角を知るのが難しい。枝と枝の合間から、わずかに垣間見える山の頂が、風巻ノ頭だと思って歩いていたのだが、方角違いの大笄だということに気がついた。それでは、風巻ノ頭はどこだということで、見える場所はないかウロチョロしているうち、尾根筋を間違え、そのまま気づかずに下っていたようだ。

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少し下ったところで、違和感があったので現在地を確認してみると、間違えていることに気がついた。でも、もう登り返すのはかったるい。井戸沢に降りたところで、チョットだけ林道歩きが増えるだけなので、そのまま気にせず仕事道をたどって下降することにした。

画像その尾根の途中にあった置き土産。
デカッ

今や、相模原市名物となったクマ公の落下物です。
この太さ、横に置いたカラビナの内径と同じぐらいじゃないですか…

さすがにユゲはでていませんがね、木の実たっぷりでまだ新鮮、今朝の作品かな



せめて水流があれば、もう少し楽しめたのだが、沢歩きとしては物足りないものになってしまった。
次は水の流れのある左俣を歩かなくちゃいけないな。

 2016.6.26(日)

 《今回のルート図》

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
イガイガさん
お誘いありがとうございました。梅雨の晴れ間、二日酔いを醒ますのにちょうどよい沢歩きでした。ですが、ちょっと水流が消えるのが早かったような....

フネノ平の探訪シリーズ、今後の展開に期待しております。
花立小僧
2016/07/09 01:31
もともと水流の少ないところでしたが、あんなに早くなくなってしまうとは思いませんでした。
やっぱり左俣に行けばよかったですね。スンマセン。

フネノ平の踏査は一応終了、今度は聞きこみでもしようかなと....
イガイガ
2016/07/09 09:23

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