高取山から、仏果山、経ヶ岳、華厳山へ

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丹沢山塊の東端に位置し、北は半原の高取山から仏果山、半原越をへて経ヶ岳、華厳山と続く山並みは、丹沢の峰々が一望できる好展望地である。紅葉の見ごろも、そろそろ里山近くまで降りてきた頃合いだろうと思い、錦に染まる丹沢の眺めを期待したが、なんだか今年の紅葉は貧相だ。
少々期待外れの紅葉だったが青空には恵まれ、のんびり低山ハイクを楽しむことができた。

大棚沢広場[7:15]…向山トンネル南側[7:25]…イワミチ…高取山[9:00/9:25]…仏果山[9:54/10:12]…革籠石山[10:39]…熊谷林道ズサ沢水場[11:15]…南山林道…半原越[11:30]…経ヶ岳[11:55/12:20]…華厳山[12:55]…華厳山南西尾根…坂尻[13:05]…宮ヶ瀬みち…七曲橋[14:47]…大棚沢広場[15:05]

今年の紅葉は、なんだかさえない。紅に変わるべきカエデも、赤くなりきれずに緑の葉を残したまま、中途半端に枯れ始めているし、山肌の紅葉をみても、黄葉や褐色の葉が目立って、茶色の山といった印象が強い。

大棚沢広場対岸の宮ヶ瀬尾根も、やっぱり赤が少ない。
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大棚沢に食い込む入江も、例年はもう少し綺麗だったはず…、今年はイマイチだ。
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高取山までの登攀路は、仏果山登山口から宮ヶ瀬越に抜ける公認ルートは登らず、向山トンネル南側の入口脇から、大棚沢の入江右岸に取付き、すぐのところにある尾根上に続く仕事道を見逃さずたどっていけば、安全にイワミチの尾根に乗ることができる。この分岐を間違え、沢の奥へと続く仕事道をたどってしまうと、あとあと余計な体力を使って尾根にあがることになるので注意が必要である。一度尾根に乗ってしまえば、あとは歩きやすい尾根道で問題ない。そのまま、山頂まで登ってしまってもかまわないが、650m付近の鷲ヶ沢側に水平な仕事道があり、少々遠回りではあるが、大きく折り返しながら高度をあげていく道なので、比較的ラクに山頂まで登ることができる。

この辺の感じが、イワミチと言われるいわれかな…
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トップと同じ高取山の展望塔からの眺め。
丹沢山塊が一望できる高取山は、丹沢の山々の山座同定を楽しむにはかっこうの場所だ。
下方に見える白いアーチは大棚沢橋、その右側、朝陽に照らされた尾根伝いがイワミチでここを登ってきた。

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今年の夏は暑かったが、秋を迎えても暖かい日が多く、寒暖差がすくなくて木々たちも色を変えるタイミングをのがしてしまったのかな。赤くなりかけ中途半端に枯れているモミジや、青い葉を残し落葉しきれないコナラなど、やっぱり少しヘンである。

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仏果山からみる高取山。やっぱり赤が少なく、すすけた印象はぬぐえない。
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仏果山展望塔、青空なのがすくわれる。
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半原越から経ヶ岳への丸太階段をこなし、急登が一段落して続く気持ちのよいプロムナード。
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経ヶ岳から眺める丹沢は、高取山や仏果山の眺めとは一味違い、辺室山が眼下に大きく、左端に見えていた大山も主役になった。しかし残念ながら、クッキリ見えていた山ひだは、陽が昇り水蒸気があがってきたせいかモヤがかかり、見づらくなってしまった。

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唐突に、はっぴーさん登場だがそれはさておき、ここは今では訪れる人もほとんどない“みやがせみち”
かつては、煤ヶ谷と宮ヶ瀬を結んだ重要な生活路だった。

車の往来がはげしい県道64号の土山峠とは違い、旧土山峠はひっそり。ここで右に分ける仏果山への登山路を見送り、そのまま水平に進むのが本来の宮ヶ瀬みち、ほとんど荒れずに、今も往時の雰囲気を残している。
そして、七曲りのくねくね道を下って宮ヶ瀬へと続いていたが、今は湖底に沈んで道はない。

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少しだけ七曲りの名残の屈曲した道を下っていくと、湖岸の県道に架かる七曲橋のたもとにたどりつく。
橋にでる手前の斜面がザレていて、足を滑らせれば、そのまま宮ヶ瀬湖に吸い込まれそうでチョットいやらしい。
ソロリソロリと通過して橋の脇から県道にでれば、あとは大棚沢広場に戻ってきょうの山遊びはおしまいである。

大棚沢広場への帰り道、歩道をトボトボ歩いていると、煤ヶ谷方面からの車がひっきりなしにやってきて通り越していく。普段こんなに交通量はなかったはずなのにと思っていたら、どうやら宮ヶ瀬園地のジャンボクリマスツリー目当てのようだ。早いもので今年もあと一カ月、歳を感じずにはいられないが、こんな山遊びをあと何年続けられるんだろうなんて考えることもしばしば…
ブログの怠け癖も相変わらずで、ときどきは気持ちをふるいたたせて更新してみるものの、長続きせずにすぐに息切れ。今回も、直近の山記事ひとつ飛ばして間引きしてしまった。
まあ気負わず、山遊び同様勝手気ままでやっていくことにしますわ。

 2018.11.24(土)

《今回のルート図》

この記事へのコメント

  • utayan

    お久しぶりです。蛭の帰りすがら、ガードレールに張り付いて何か撮ってるお連れのHさん見かけました。折角ヒルがなりひそめてる時期ですが早めにあがらないとP待ちの渋滞に悩まされる時期ですね。
    2018年12月03日 22:30
  • イガイガ

    神ノ川や早戸川方面で欲張ってくると帰り道でハマってしまうので要注意ですね。
    12月に入ってからも暖かい日がつづきヤツらが目を覚ましたりして…それはないか(笑)
    2018年12月04日 07:27