雨後の西沢本棚沢へ

前日の大雨が朝までにあがり、天候が回復した日など、 滝好きにとってはじっとしていられない、沢歩き日和である。 とくに普段は水の流れがない涸棚や、あっても情けない流れのチョロ滝など、 違う姿をみせてくれるのでワクワクし、訪ねるには絶好のチャンスである。 そんなわけで西丹沢西沢の本棚沢を訪れた。 きょうはあまり遅くなりたくないので早速出発、河内川の吊橋を渡り西沢へ。 40分ほ…

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マッコ小屋沢からセイゲンジ沢

早戸川林道が通行止めになって久しいが、県内各地に被災した林道が多く残っていることや、 不通区間に公共施設や営利施設がないことを考えると、 復旧工事の優先順位はかなり低いように思う。 それに、復旧したとしても、以前のように一般車両がゲート先に入れる保障もなく、 そう思うとあきらめもつき、余計にかかる往復時間もたいして気にならなくなった。 きょうも松茸山登山口から出発、林道ゲートを…

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鳥屋鐘沢ふたたび

先日、久しぶりにAYさんと会う機会があり最近の戦果など話しているうち、先頃AYさんが訪れた鳥屋鐘沢の話題になった。そのあとにM-Kさんも行かれたようなのだが、どうしたことか、二人とも途中で沢から離脱したらしい。 自分は昨年6月に遡行したが、それほど苦労した記憶がなく、その箇所をどうしたかまったく思い出せない。もちろん緊張する場面はあったと思うが、諦めるほど面倒くさいところって、あったかなという…

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エビラ沢で滝見遊山

通行止めが続く神ノ川林道、そろそろ復旧工事も終わる頃かなと思い、 淡い期待をいだいて県のホームページをのぞいてみた。 すると「裏丹沢渓流マス釣場(起点から5.5km)から先は、 山腹斜面に新たな地割れが見つかったことから、大規模崩落の危険があるため、 当面の間歩行者を含め通行できません」だって。 神ノ川流域の山遊びは、まだまだ遠いようである。 現在でも県道や林道の閉鎖が多い丹沢山…

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滝口沢へ

人里近い沢ながら、けっこう滝が連発して楽しめ、 短時間の周回も可能な神縄の滝口沢を訪れた。 沢の出合は、県道76号を清水橋から丹沢湖に向かう途中の神縄の坂の手前、 目立たない滝口橋が、遡行開始地点になる。 県道なので車の通りが多く、近くに適当な駐車場所がない。 遡行終了後の周回ルートも考え、 三神隧道を丹沢湖畔に抜けた大勢の神橋の際に車を置いて出発した。 滝口橋まで戻り…

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ことしは雷木沢から

冬場の沢をからめない山歩きは、 なんだかサビ抜きのスシを食っているようで物足りない。 そろそろ春も近づき、暖かくなってきたこともあり、 今年も沢歩きを再開しようと思い、雷木沢にやってきた。 ここまで来たのに、たいした意味があるわけではないが、 用木沢出合まで車が入ればアプローチもたやすく、 遡行を終了した後も、右岸尾根か左岸尾根をくだってくれば 早帰りも可能なのが理由ってところ…

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大小屋沢から三峰山、惣久径路

天気はよさそうだし、まだ紅葉に間に合いそう、 三峰山にでも登って短く周遊してこようと、 とりあえず煤ヶ谷へと向かった。 細かいことは着いてから考えるとして、 きょうは3時にビールを目標に、 長いコースは歩かずにスッキリミニ周回してくるつもりだ。 毎度の指定席、水ノ尻沢「平成の森」碑の前から歩き出し、 まずは谷太郞林道を奥へと向かう。 きょうは暖かくなるそうだが朝の気温は3…

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小西沢

午後から雨になるという予報なので早帰りと決め短い沢を一本、西丹沢ビジターセンターからほど近いマイナーどころの小西沢へいってみた。たぶん、西沢のすぐ隣の下流にある小さな沢なので付いた名なのだろう、一般にはほとんど知名度のない沢である。 西丹沢ビジターセンター裏の吊橋脇から河内川に降り、100mほど下流にいくと右岸から小西沢が出合う。出合から水はチョロチョロで少しがっかりだが、塩ビの取水パ…

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中川の棚沢

オレにはあんまり関係ないが、世間は4連休。 コロナ疲れの人たちが、鬱憤ばらしの旅行やドライブ、キャンプに登山にと 各地に繰り出してくるのは間違いなさそうだ。 密になりそうな電車やバスの利用は避けて車で来る人も多いはず。 当然、帰りの道路は渋滞必至、巻き込まれないよう昼頃までの早帰り山遊びと決め 短い周回ルートのとれる丹沢湖北岸・中川左岸の棚沢を訪れることにした。 周回後の車回収を…

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相模上臈杜鵑 2020

暑い、暑い、といいながら、今年もいつのまにかサガミジョウロウホトトギスの咲く季節になった。この可憐な黄色い花、沢の上流域、それも足場の悪いガレ場の岩壁にひっそりと咲き、足元が定まらないだけではなく、垂れ下がった花は谷間を抜ける風に揺らいでシャッターがなかなか押せない。いいわけじゃないけど、撮った写真のほとんどがピンボケになるのが悲しいね…  写真のみ公開です。 …

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法行棚と法行沢

家にいても暑くて堪らず、どうせ大汗かくなら山で汗をかこうと思ってはみたものの、先日のように欲張って歩きバテてしまっては大変だ。 ムリなく歩けて、綺麗で楽しそうな沢はないか… そんな都合のいい沢あったかなと、思いついたのが世附の奥にある法行沢。林道歩きは長くなるが、花崗岩が綺麗な沢で周回のコースもとりやすい。久しぶりに訪れてみることにした。 浅瀬橋の分岐を大又沢沿いに進み、林道をひた…

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キュウハ沢へ

相変わらずズタボロのまま手つかずの本谷林道、キュウハ沢出合の橋の上も昨年の台風による土石が堆積したまま放置状態だ。右岸から沢に入り、堰堤をいくつか越えていく。最後の堰堤を越える前に手を合わせていくエンジン慰霊碑。埋もれてしまったのではないか心配していたが何とか無事でいてくれてひと安心。しかし、やはり押し寄せる濁流に呑まれ埋もれたのか、周囲が掘り起こされた痕跡がある。奇特な方が埋もれたエンジンを掘…

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世附川支流の支流、西沢へ

長年酷使愛用してきたデジカメもそろそろ限界か、不調ながらも騙し騙し使っていたのだがついにダウン。なんとか修理できないものかと見積りをとってみると、基盤の交換なんだのかんだので十分に新機種が買える金額だ… 使い慣れたカメラゆえ替え難いが、壊れてしまってはしかたがない。やむなく安いコンパクトデジカメを購入することに。そして、新たな設定や操作に慣れるため訪れたのが先回の早戸大滝であった。 もっ…

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梅雨明けを待ち早戸大滝へ

いつまでも居すわり、すっきりしない天候をもたらし続けた梅雨前線も8月に入ってようやく去り、お預けだった山遊びもやっと再開だ。不順な天候のおかげで山に行けず少々運動不足気味、ハードな沢歩きは避け、手頃なところで早戸大滝を訪れて涼風を浴び、涼んでくることにした。 早戸川林道はいまだ荒れ放題の手つかず状態、魚止橋まで片道100分の余分な歩きが約束されたままだ。今年の3月に原小屋沢方面を訪…

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入道棚と二ノ沢めぐり

このところ天気図をみても傘マークの消える日がなく、雨雲レーダーをみれば西から浮浪する雨雲が絶え間なく流れてくるので山遊びは落ち着かない。いかに山バカといえど、雨が降るのが分かっていて出かけるほどトンチキではないつもりだが、こもってばかりいてもカビが生えそうで気持ちが悪い。凄まじかった夜半の雷鳴も去り、土砂降りも朝方には上がって日中は晴れ間がのぞくはず、午後の遅くまで遊んでいなければ雨に降られるこ…

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6/27 水無川本谷

どこの沢へいくか、前々から計画を立てるなんてことはまずしない。だいたいが前日に気象情報をみて判断、行き先は朝起きたとき浮かんだイメージやそのときの気分で決めている。カッコよくいえば勝手気ままだが、そんなイイ加減な山遊びスタイルが誉められるわけもなく、そろそろ歳に似合った遊び方をしようかとも思うのだがやっぱりムリ。長年続けてきた山スタイルは簡単に変えられない。結局、きょうも朝起きて浮かんだ印象を尊…

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大ドジに負けず宮ヶ瀬 金沢へ

きょうは朝っぱらから大ドジをこいてしまった。 前回訪れた鳥屋鐘沢に続き、今回は宮ヶ瀬金沢を遡行しようと思い、梅雨どき貴重な晴れ日をのがさず、勇んで宮ヶ瀬までやってきたのだが、いざ出発しようとトランクを開けて愕然。あれっ? ない! ないぞ ‼ うっそ~ちゃんと積んだはずなのにな~い💦 テンション一気に激下がり⤵ もう山遊びなんて諦めてこのまま帰ってふて寝しようかとも考えたが、どうせ腑抜け…

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荒れた鳥屋鐘沢

今年1月、本間橋から早戸川のマス釣り場までかつての径路を歩いて鳥屋鐘沢中流域を横切ったとき、あまりに荒れて一変した沢の様子に驚いた。自然の猛威のすさまじさを目の当たりにして下流域の滝場はいったいどうなっているのだろうと気になり、久しぶりに鳥屋鐘沢を遡ってみることにした。 相変わらず早戸川林道は通行止めのまま、松茸山登山口からの出発である。林道の土砂は脇に片づけられているがゲートはガッチリ施…

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本谷川の名知らずの沢

本日歩いた沢は本谷川の右岸にあり、左岸のモチゴヤ沢と向き合うようにして流れ出る短い沢だが、この沢、清川村地名抄や県の資料を調べても名前がはっきりしない。もっとも、三流どころなのでちゃんとした名があるかどうかも分からず、だからといって適当な名前を付けるわけにもいかないので「名知らずの沢」とした。 というわけで途中の様子は省略、ここは本谷川左岸モチゴヤ沢出合の上流側にかかる二連の堰堤下、きょう…

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令和2年春 東沢 本棚沢

新型コロナウイルス緊急事態宣言が解除になり、今週末の土曜日曜は、今まで抑圧されていた人たちがいっせいに動きだし各地の混雑、交通渋滞が予想される。おそらく、丹沢の著名な山々も人が押しかけることは十分に予測できるので、週末は出歩くのを自粛してステイホームを決めこみ、ひと足先の平日の金曜日、東沢本棚沢にでかけることにした。 緊急事態宣言下では、県内公の施設、公園はもちろん、ちょっとしたハイキング…

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5年ぶりに弥七沢へ

久しぶりの弥七沢。たぶん5、6回は来ていると思うのだが最後に訪れた5年前にヤマビルに遭遇してからは遠のいていた。別にヤマビルが嫌で来なかったわけではなくたまたまなのだが、なるべくなら出遭いたくないものだ。そんなわけで気にせず歩ける今の時季にやってきた。 玄倉林道も仲ノ沢林道も一般車両の乗り入れは禁止されたままなので玄倉の無料駐車場から出発、弥七沢の出合まで気楽に入れた頃が懐かしいが、オ…

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早戸川林道検分がてら、カヤノ沢ゴルジュで遊び榛ノ木丸へ

昨年、丹沢に大雨をもたらし暴れまくった台風19号。沢沿いの林道や県道での被害が特にひどく、いまだ手つかずのまま爪跡を残しているところも多い。丹沢好きの山遊び場所としてかかせない、早戸川流域へのアプローチに大事な早戸川林道もそのひとつ。直後の惨状は話に聞いて知ってはいるが、自分の目では見ていない。5カ月ほどたった現在がどんな状況になっているのか、この目で確かめてみたく歩いてみることにした。もちろん…

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滝郷沢右俣

やどりき大橋から、水源林のゲートをすり抜けていくと、寄沢の対岸の少し奥まった薄暗いところから水音が聞こえてくる。そこがきょうさかのぼる予定の滝郷沢の出合になり、適当なところから川原を横切って狭い出合の前に立つと、流れでる水流の奥に前衛の3m滝を従えた滝郷沢F1、落差18mの滝郷ノ滝が瀑音を轟かせて流れ落ちている。                                      …

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沖箱根沢へ

大滝沢を遡り地獄棚に向かう途中、右岸からほそぼそと出合う沢が沖箱根沢、50mほど入った奥で沢は右に曲がり岩壁を伝い落ちるF1がかかっている。寒い時季は結氷し氷瀑のゲレンデにもなることのある棚なのだが、暖冬傾向の昨今では完全結氷することはなさそうである。もちろんきょうは滝見と沢歩きが目的なので沢が凍っていたら予定変更だが、春のうららのこの陽気、結氷とはほど遠くツララの一本もなかった。       …

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河内川流域 悪沢へ

たまにはのんびり里山歩きや滝巡りもいいけれど、やっぱり刺激が少なく物足りない。暖冬の今年は春のような日差しが多く、抑えていた沢心もすっかり覚醒した。そろそろ沢歩き再開の頃合いかなと思い、適度な緊張感をもとめて河内川流域の悪沢へやってきた。世間的にはあまり知られていないマイナーどころではあるが、短い流程ながら滝が連発し、滝好き心をくすぐる沢である。                        …

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雷沢

いつものこの時季なら氷瀑見物にでも出かけようかと考える頃なのに、麓からみえる山々はいまだ紅葉が残り年の瀬を全く感じない景色だ。季節外れの暖かい日も多く、ここのところ緊張感の少ない普通の山歩きばかりしていたので若干モヤモヤが鬱積、久しぶりに沢歩きがしたくなった。とは言え、さすがに水浴びはしたくない。ほとんど濡れることなく歩けて連瀑が楽しめ、詰めの流程も短い世附川水系の雷沢を訪れることにした。 …

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椿沢から大室山

大室山西側山稜の北斜面を源流とする水の流れをひとつにまとめ、道志川に流れでる椿沢。地形図をみた感じは、なんとなく期待できそうな大きな谷にみえる。しかし、規模のわりには傾斜はゆるく、どこまでもゴーロで滝らしいものもないまま大室山に突き上げる沢のようである。滝好きの沢ウォーカーとっては興味がうすい沢だったので、今まで歩いたことがなかったが、最近の気になるニュースで話題になっているキャンプ場内を流れる…

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鳥屋待沢(権現沢)

鳥屋待沢出合の権現橋先駐車余地に車を置き、林道を少し戻って橋の左岸から鳥屋待ダムを越えていく。平凡な下流域はスルーして、そのまま左岸をすすみ、植林の中に続く径路をたどって上流へと向かう。ヤマビルの最盛時期はすぎたとはいえ、まだまだ気の抜けないこの流域、しっかり対策はしてきたが大量に襲ってくる気配がない。そのかわりにジョロウグモの巣がやたら多く、油断しようものなら顔面パックで気持ちがわるい。折れ枝…

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雷木沢

モロクボ沢が白石沢と出合う白石沢キャンプ場跡地に流入している雷木沢。出合は目立たず見過ごしそうだが、山びこ橋横の低い堰堤をまたいで沢に入れば、綺麗なナメ床が続き、その奥には核心となる大棚へと続く棚場があらわれる。流程は短く、水晶沢ノ頭に突き上げて終わるが、西丹沢の沢歩きの魅力が凝縮された、短いながらも満喫できる沢である。 白石沢キャンプ場跡地内に入り、山びこ橋の横から低い堰堤を越えておとなしい…

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オバケ径路とオバケ沢

本谷吊橋 桟道崩落 長尾尾根870mオバケ径路入口 五町歩ノ滝落口 大棚沢右俣の横断付近 オバケ沢のナメ滝 芸術的なオバケ堰堤 本谷の沢筋で唯一滝らしい、オバケの滝 長い   とにかく標高は上がらないし稜線が遠い… なんとか間に合ったぞ~ 誰もいない塔ノ岳 やばい 塔ノ岳に…

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