五町歩ノ沢

大幅リニューアルにいまだ馴染めず、試行錯誤を繰り返しながら、それでも何とかつないでいるこの拙ブログだが、簡単にできていたことができなくなったり、操作方法がわからなかったりして不満蓄積。少しは慣れてきたとはいえ、この年代になると理解力も衰え、新しいことを覚えるのも大変だ。ついつい愚痴もでてしまうが、こんなときは沢歩きでもして鬱憤を晴らそうと思い、本谷川流域一の美滝、五町歩ノ滝を訪れてみた。 …

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塩水川からワサビ沢へ

丹沢三峰山稜の太礼ノ頭と円山木ノ頭の中間コルに詰め上げるワサビ沢、下流域は堰堤の連続でめげそうになり、後半は岩屑だらけで逃げ出したくなるが、中流域には滝場がありマニアには面白い沢である。ワサビ沢までは、塩水林道を歩いていくのが歩きやすく時間的にも早いことはわかっているのだが、途中から折り返しながら遠回りしていくのが好きではないし、第一、林道歩きは暑い。その点、塩水川の水際を歩いていけば距離も…

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円山木沢

7月に入っても気温は上がらず、傘マークばかりで山遊びはままならず、好きな沢歩きもお預けで鬱憤たまりっぱなしだが、ようやく梅雨明けのきざしがみえてきた。この機をのがさずでかけようと、沢好き滝好きなら飽きない、円山木沢を歩きにやってきた。早戸川林道を奥へと走り、魚止橋手前のお決まりスペースに車を置いて出発する。林道ドン突きの伝道まですすんだら、そのままコンクリート橋を渡り、堰堤をひとつ越えたとこ…

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セドノ沢右俣

水無川水系のセドノ沢は何度か訪れているのだが、左俣ばかりで右俣は一回だけ、沢の印象がほとんどなくなってしまったのであらためて訪れてみた。 ご存知、水無川本谷F1を左から越えたら右手から出合うセドノ沢へと向かう。沢が左に曲がってナメ斜瀑のセドノ沢F1、水流際を登って越えるとクランク状に曲がり、セドノ沢F2が続く。ここも右側の水流に沿って越えていくと二俣になる。  セドノ沢F1 …

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東沢 本棚沢

すっきりしない、梅雨の合間の晴れ日を逃さず、東沢の本棚沢へいってみた。 ここは何度も訪れているので、沢の様子も、棚越えの要領も、それなりに心得ている。 沢の核心となる流程は短いのだが、その分、沢歩きの面白味が凝縮された楽しい沢である。 西丹沢VC[6:45]…ツツジ新道…855ピーク…東沢林道[7:36]…棚沢橋[8:03]…本棚沢…涸棚上[10:47]…檜洞丸[11:57/12:…

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雨あがりの勘七ノ沢へ

梅雨の合間の雨あがり、久しぶりに訪れた勘七ノ沢は、躍動する渓流と、ほとばしる滝の流れに迫力十分。 普段なら登れる滝も、水浴びなしでは越すのが難しそうだ。 さすがに全身浴はまだ早い。Fナンバーの滝は、巻いて巻いての沢歩きとなった。 写真は、トイ状に流れ落ちる斜瀑の勘七ノ沢F3。 落口から覗きこむその姿は、まるで白竜のようだ。 表丹沢県民の森ゲート前[6:37]…勘七ノ沢F1[7:…

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大滝沢、鬼石沢から畦ヶ丸

狭い落口から吐き出された水流が一度小さくヒョングリ、鋭角な岩角を一直線に滑り落ちてくる雨棚。何度か訪れてはいるのだが落口にはまだ立ったことがない。自称落口ハンターとしては、やり残したようで気がかりだ。大滝沢から雨棚に立ち寄り落口を覗いたあと、鬼石沢を遡って畦ヶ丸の三角点まで詰めてみようと思う。 箒杉バス停そば[7:00]…大滝沢橋[7:06]…大滝沢沿い登山道…マスキ嵐沢出合[7:38…

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水無川本谷から塔ノ岳

久しぶりに水無川本谷を詰めてみたくなり、塔ノ岳まで遡行してみた。 右も左も分からずに、勢いだけで沢を歩いた頃とは違い、今は巻き道のルートも分かり迷うことなく歩けるようになった。ただ、当時のようなワクドキ感がなくなったのは少し淋しいかな。 戸沢出合[6:55]…秦野本谷第2号コンクリート堰堤[7:10]…水無川本谷…F1[7:30]…F3[8:05]…F5[8:18]…F6[8:42]…

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モロクボ沢から水晶沢

つつじのシーズンになったことをうっかり忘れて出かけてきてしまい、西丹沢ビジターセンター周辺の駐車スペースは7時前だというのにすでに満杯。この様子だと用木沢出合の狭いスペースも心配になるが、なんとか余地をみつけてギリギリセーフだった。 人出は多いが大半は檜洞丸のつつじ目当て、この時季、白石峠や畦ヶ丸方面に向かう人はほとんどなく、ましてや沢を歩こうなんて偏屈はまれ、きょうはゆったり一人滝巡りが…

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音見沢から幕岩へ、そして焼山沢下降

知る限り、丹沢には“幕岩”と呼ばれるところが二箇所あり、ひとつは谷太郎川支流の鳥屋待沢上流にあるコンクリート塀のような岩壁。もう一つは焼山の南東、水沢川上流域にそびえる大岸壁である。 前者の幕岩には何度も訪れているが、後者はまだ間近に眺めたことがない。水沢川の沢を一本登り、下降尾根の途中で立ち寄ってみることにした。 水沢橋ゲート[6:50]…伊勢沢林道…音見沢橋[7:22]…音見沢……

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マッコ小屋沢、笹ノ沢

早戸川左岸支流のマッコ小屋沢、何度か歩いているのだが、いつも後半が中途半端になりイマイチ納得できていない。きょうは姫次北東に至る右俣の笹ノ沢に入り、源頭までキッチリ詰めてみようと思う。 早戸川林道[7:03]…早戸川[7:07]…マッコ小屋沢出合[7:21]…左岸からマッコ小屋沢…アレ沢(荒沢)出合[8:05]…マッコ小屋沢遡行…笹ノ沢クラミ沢出合[9:51]…ササノ沢…笹ノ沢ノ頭のコ…

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原小屋沢からボッチ沢、蛭ヶ岳、榛ノ木丸へ

平成最後の山歩きは、早戸大滝から丹沢山に登ったが、令和となって最初の山遊びの目的地を丹沢最高峰の蛭ヶ岳と決め、原小屋沢から足の向くまま登ってみることにした。   魚止橋[7:00]…雷平[7:45]…原小屋沢…雷滝[8:08]…カヤノ沢出合[9:03]…ガータゴヤノ滝[9:58]…ボッチ沢…蛭ヶ岳[11:59]…東海自然歩道[12:00]…地蔵岳[12:35]…又兵衛沢[12:51]…

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平成の締めは早戸大滝

トップ写真、大滝 My Love  今でこそ、好き勝手に丹沢山中を歩き回っているが、それまで全く無縁だった山歩きを始めるきっかけとなったのが早戸大滝だった。平成もあと数日、最後の山歩きは、やはり原点となった早戸大滝しかないと決め、訪れた。 車出発[6:40]…魚止橋[6:42]…造林小屋[6:59]…雷平[7:21]…本谷沢・大滝沢分岐[7:52]…大滝中段…

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ヒワタ沢のゴルジュ

トップの写真は、ヒワタ沢ゴルジュの最上段に水を落とす幅広の12m棚。扇ノ滝なんて呼び名もある美滝だが、間近に観るには、ゴルジュを突破しないと望めない棚である。 そして、本日のコラボメンバーは、AYさん、ardbegさん、nenetaさん、それにイガイガのデンジャラス・カルテット。よく言えば個性豊かな4人組なのだが、言い換えれば極悪4人集団、果たして、どんな結末になることやら… 日陰沢…

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玄倉・大ノ山沢のゴルジュ 再訪

トップの写真は、大ノ山沢ゴルジュの核心、落差12mのF4。圧迫を感じるほど狭い廊下の突き当たりに水を落とし、垂直な岩壁が行く手を阻んでいる。大ノ山沢の流程は短く、ガレだらけで遡行の価値はあまり見いだせないが、出合奥の急峻なゴルジュは人をよせつけず、連瀑は滝好きの心をくすぐる。 玄倉駐車場[6:55]…玄倉林道…大ノ山沢出合[7:10]…大ノ山沢F1[7:25]…大ノ山沢ゴルジュを孤軍奮…

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六百沢から栂立ノ頭、帰路はスズハラ沢から金冷シへ

杉下右京じゃないけれど「妙ですねぇ…」 栂立尾根の732mピークは六百沢ノ頭と呼ばれているけれど、どうしてここが六百沢ノ頭なんだろう… 地形図を見るかぎり、どうみたって本流は栂立ノ頭あたりに突き上げている。 六百沢の“頭”とするならば、栂立ノ頭のほうが妥当、732mピークは単なる六百沢右岸支流ノ頭だよな。 「こまかいことが気になる僕の悪いクセ」 松茸山登山口[6:45]…早戸川…

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宮ヶ瀬金沢から本間ノ頭へ、下降は栂立尾根

本間ノ頭を源頭に、北東の山肌を裂いて宮ヶ瀬湖に流れでる宮ヶ瀬金沢。流程は長く、早戸川流域の中でも大きな沢だが、ゴーロが中心で滝は少なく、沢歩きの対象とするには物足りなさを感じる沢である。しかし歩いたことがあるのは前半だけ、本流筋を最後までつめた記憶はない。一度はちゃんと歩いてみないと語れないと思い、本間ノ頭のベンチ裏まで直登してみることにした。 松茸山登山口[6:35]…早戸川橋…早戸…

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今年の沢歩き始めは田代沢へ滝見遊山

春の訪れとともに沢歩きシーズン到来だが、しばらく沢から離れていると沢スイッチが入らず、出かけるのが億劫になってしまう。鈍った沢歩き感覚を呼び覚まそうと、玄倉からほど近い田代沢へ滝見物にでかけてみた。この沢の興味は、出合奥のF1から続く200mほどの滝場だけだが、それだけに沢始めにはちょうどよい。無理せず、欲張らず、早帰りの山遊びと決め訪れた。 玄倉駐車場[7:20]…落合林道~ゲート~…

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玄倉川紅葉散歩

先週歩いた宮ヶ瀬湖周辺のモミジの色づき具合に納得できず、西丹沢方面の紅葉度合がたしかめたくて玄倉川をさかのぼってみた。印象としてはこちらの方が鮮やかだったのだが、それよりもなにより、玄倉林道にかつての静けさがもどってきたのがなんともうれしい。 玄倉無料駐車場[6:40]…玄倉林道…林道ゲート…玄倉川…赤棚…赤棚堰堤越えられず…玄倉林道…女郎小屋沢出合で玄倉川…青崩堰堤越えられず…玄倉林…

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水ノ尻沢から三峰山

先日、早戸大滝を見物したあと本谷沢をさかのぼって蛭ヶ岳まで登ったさいには、標高1100mあたりの紅葉がちょうど見ごろをむかえていた。紅葉前線もそろそろ1000m以下の低山域まで降りてきた頃合だろうと思い、身近なところで水ノ尻沢から三峰山へと登ってみた。 清川村役場[6:30]…水の尻橋[6:41]…水ノ尻沢2号ダム[6:50]…水ノ尻沢…三段の滝[7:42]…後八丁[9:53]…登山道…

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秋色もとめ早戸大滝から本谷沢、蛭ヶ岳へ

人気(にんき)がなければ人気(ひとけ)もない、丹沢のマイナーどころばかり続いたので、たまには名の知れたところも歩かないとね。 魚止橋[6:25]…雷平[7:13]…早戸大滝[7:45/8:07]…本谷沢[8:10]…主稜線[10:55]…鬼ヶ岩[11:10]…蛭ヶ岳[11:34/11:43]…東海自然歩道…姫次[12:58]…榛ノ木丸[14:10]…林道ヘアピン[15:16]…魚止橋[…

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手沢から大室山西ノ肩

写真は、手沢の源頭となる大室山西ノ肩直下、1460m付近から振り返って撮ったものだが、ここが内緒に取り組んでいるミッションと関連がありそうで気になり、確かめてみたくなった。確証はなく、憶測だけなので空振りは覚悟のうえ、とにかく気になったら自分の目で確認しないと気がすまない。結果はどうあれ、とりあえず探索にでかけてみた。 用木沢出合[6:50]…手沢橋[6:54]…手沢…二つ目の堰堤で敗…

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鐘撞山周辺をめぐり、大群沢の三段の滝へ

今回もまた少々マニアックなルート取りになってしまったが、あるミッションがあってのこと。その内容、成果については今回理由あってふれないが、帰り掛けの駄賃よろしく大室山北東面に大きく食い込む大群沢をくだり、道志川との出合近くにある大渡の三段の滝を訪れてみた。 地形図をみた感じは、期待できそうでそそられる大群沢だが上流域はまったくの駄沢、ずっと下流の540m二俣から出合までが、この沢の見どころだ…

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押出し沢 (札掛)

今回は、東丹沢札掛のタライゴヤ沢支流、押出し沢にいってみた。 西丹沢中川の押出し沢ではないのであしからず。 札掛橋駐車場[7:30]…境沢林道…押出し橋[8:00]…押出し沢…長尾歩道[10:40]…札掛橋駐車場[12:20] 札掛橋の駐車地から境沢林道を歩きだし、丹沢ホームの先にある簡易ゲートの脇からタライゴヤ沢に降りていく。 沢沿いを少し歩けば、右手の小高いところに栄光ヒュッ…

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モチノキ沢出合のゴルジュ探訪

玄倉第二発電所の少し上流側に、棚を持って玄倉川の左岸に流入するこの沢、モチノキ沢と板小屋沢が一本になって流れ出ているため、出合をどちらの沢名で呼ぶべきか悩むところである。 そのことはさておき、この棚、玄倉林道の行き帰りに何度となく眺めていたが、いまだ越えたことがなかった。 きょうは、林道からでは見えない、気になる奥のゴルジュを探訪してみることにした。 寄大橋[6:45]…檜岳南東尾…

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四町四反ノ沢 左俣

キュウハ沢の大滝の下で西から直角に出合うのが四町四反ノ沢である。以前、竜ヶ馬場に登り詰める右俣は歩いたことがあるが、日高に詰め上がる左俣はまだ歩いたことがなかった。滝が連続してワクワクドキドキ感のある右俣とは違い、左俣は滝好きの期待を裏切りそうだが、とにかく歩いてみないことにはどんなところか分からない。 というわけで、四町四反ノ沢の左俣を歩いてみることにした。 塩水橋[7:05]…本…

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三度目の樅ノ木沢

記憶が正しければ三回目の訪問となる樅ノ木沢だが、沢の印象がだいぶ薄れてきた。このところ続けて西沢を歩いたこともあり、樅ノ木沢の記憶を新たにするため訪れてみることにした。 山伏トンネル[7:48]…山伏峠分岐[8:06]…山伏歩道…金山沢[8:55]…樅ノ木林道[9:02]…西沢横断[9:13]…樅ノ木沢(堰堤上)[9:16]…樅ノ木沢遡行…甲相国境尾根[11:45]…山伏トンネル[13…

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世附 西沢右俣の左

先日訪れた世附の西沢860m左俣に引き続き、今回はもうひとつ気になっていた右俣960mの左を訪れた。先回の西沢訪問では、アプローチにかなりの時間をくってしまったので今回はルートを変え、山伏峠を起点とした場合最短と思える、要所小屋ノ頭から西丸をからんで金山沢に至る山伏歩道を歩き、水ノ木林道支線の樅ノ木林道をショートカットして西沢に入った。やはり、こちらの方が効率的で無駄がなく、早帰り予定の沢遊…

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世附の西沢左俣

どこからアプローチしても遠い世附の山奥の沢、出合に立つだけで一苦労だ。 きょうは、樅ノ木沢から分かれた西沢のそのまた左俣へいってみることにした。 山伏トンネル[7:11]…山伏峠分岐[7:36]…要所小屋ノ頭[7:44]…甲相国境尾根…水ノ沢・樅ノ木沢界尾根[9:11]…1197mピーク[9:55]…鍋釣山(970m)[10:24]…水ノ木林道[11:00]…樅ノ木橋[11:07]……

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伊勢沢から姫次へ

連日の猛暑続き、こんなときは水と戯れるのが一番、家にいるよりは涼しいだろうと、神ノ川の伊勢沢へとでかけた。もちろん、何度か歩いている沢ではあるが、たいていは原小屋平に抜けるか、枝沢を下降するかで、本流筋と思える姫次へはまだ歩いていなかった。というわけできょうは、姫次まで詰めてみることにした。  (トップ画像:伊勢沢F1上段) 日陰沢橋[6:30]…神ノ川林道…伊勢沢出合[7:05]……

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