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沢遊びにはよい季節になってきたはずなのだが、今年はなかなかスッキリた天気になってくれない。 待ち切れずに沢歩きの本格始動に選んだ沢は、烏尾山を源として水無川に流れでる新茅ノ沢だ。 下流域には適度な滝が集中し、詰め上げたあとの下山も容易で比較的短時間の遡行を楽しむにはよい沢である。 ■烏尾山から三ノ塔を望む 牛首[6:55]…戸川林道[7:11]…新茅ノ沢(しんかやのさわ)[7:28]…新茅ノ沢右岸尾根[9:15]…烏尾山[9:45]…三ノ塔[10:05]…三ノ塔尾根[10:10]…牛首[10:48] 新茅ノ沢へは大倉から水無川沿いの戸川林道で行くのが便利なのはわかっているが、未舗装凸凹路の走行は車高の低い我が愛車には荷が重い。 下っ腹をこすって高い修理代を払いたくないので、道幅は狭いが舗装されている三ノ塔尾根沿いの荻山林道を使うことにした。 少々林道入口が判りにくが、表丹沢林道と合流する牛首まで車で入ることができる。 烏尾山への登山口がある新茅荘の前を通りすぎ、新茅橋の手前で林道をはずれ新茅ノ沢に降り、橋の下をくぐると薄暗い廊下の奥に沢の侵入者を拒むような前衛の滝があらわれた。 落差は3mほどの小滝だが、両サイドはゴルジュの切り立った岩壁なので水流をよじ登らないと越えられない。 飛沫を浴びながら前衛小滝を越えるとすぐに新茅ノ沢F1が待ちかまえる。 落差は7mほどだが、よじ登るにはちょっと気おくれするので右側の泥付き斜面に取り付き、巻いて越える。 F1を越えればまたすぐにF2(7m)が続き、さらにその上にF3、F4が連続しているのが見える。 滝好きにはたまらない場所である。 ■新茅ノ沢F1 F2、F3はいっしょに巻き、F4(4m)はどこでも登れる。 F4を越えると連続した滝も一息つき、次のF5新茅ノ沢の大滝は100mほど離れた垂直の壁に水を落としているのが見える。 沢を進んでいくと、乾いた岩の上にはまだ新しい濡れた靴跡が残っていて、どうやら先行者がいるようである。 ■新茅ノ沢F2、F3 ■新茅ノ沢F4 滝下にガレが堆積しているためか、実際よりもだいぶ低く見える。 滝の下まで来て見上げると、先行する遡行者たちが右岸の露岩帯をへつっている最中だった。 ずいぶんと高度感のある危なっかしいところを巻いているようだが、F5の巻き道は少し戻って左岸を巻けば安全で楽に越えられる。 F5の写真を撮り終え、左岸を高巻いて落ち口にでたが先行者たちはまだ高巻き中、滝上にいた一人に話しかけるてみると、大学のワンゲル部のメンバーだそうである。 わざわざ難しい右岸を選んで訓練でもしているのかと思ったが、話を聞いてみるとそういう訳でもなさそうだ。 先人の遡行記録を参考にして右岸に取り付いたようである。 ここで先行させてもらい、F5をすぎるとしばらくは淡々とした沢歩きになる。 ■新茅ノ沢F5 F6、,F7、F8、はひとつひとつではちょっと見栄えがしないが、一連の三段の滝とも見ることができる。 F9(7m)を過ぎると古い石積みの堰堤が連続し、上流側は大量のガレに押し出されて崩壊したり、大部分埋まってしまった堰堤も多い。 ■新茅ノ沢F9 沢の傾斜が急になり、Fナンバーの付く滝がなくなると、あとは急峻な沢の詰めだが、きょうは最後まで沢を詰めずに早めに右岸に取り付き、烏尾山の山頂に直接登りつく尾根に上がってみることにした。 さらに登り続けると草付きの尾根になり山頂も近い雰囲気だ。 そのまま登って、山頂南西側のベンチの前に飛びだした。 きょうは時間に制約があり早帰りの予定だが、まだ時間に余裕があるので、少し遠回りの三ノ塔経由で戻ることにした。 烏尾山を下って三ノ塔への登り返しはけっこうきつい。 烏尾山には人影がなかったが、ちょうど塔ノ岳にむかうラッシュタイムにあたってしまったらしく、次から次に三ノ塔を下ってくるハイカーたちとすれ違う。 きつい登りを終え、三ノ塔北のはずれに登りつくと表尾根を見守るお地蔵様が待っている。 お地蔵様に会うとホッとするところだ。 広く平らな三ノ塔の山頂をすぎ、ちょっと単調な三ノ塔尾根を駆け下るようにして牛首に戻ってきた。 「牛首」とは変わった地名だが、三ノ塔を牛の胴体にみたてると、くびれてちょうど首にあたる場所になるのでついた名前なのだろう。 戻ってきた時間もちょうどよく、4時間あまりの周回ルートでも十分堪能することができた。 これからのシ−ズンは沢歩きをまじえたバリエーションの幅も広がり、沢好きにはうれしい季節である。 2010.4.3(土) 《今回のルート図》国土地理院1/25000改 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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イ師匠がシャコタンを乗り回して遊んでると聞いて |
T.I. 2010/04/06 22:25 |
エンテイ人のエンテイ心を呼び起こすには充分な写真だったようですね。 |
イガイガ 2010/04/07 06:46 |
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