イガイガの丹沢放浪記

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zoom RSS ヤシロ沢はどんな味

<<   作成日時 : 2017/07/01 23:00   >>

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食わず嫌いで訪れる機会を逸していたヤシロ沢。玄倉川から大石山に突き上げる短い沢で、悪い棚がニ、三あるらしい。甘いか辛いかしょっぱいかは食ってみなけりゃ分からない。こんなときは悪友だのみでardbegさんを誘い、nenetaさん、AYさんも加わり、四人でヤシロ沢の味を確かめてみることにした。

玄倉無料駐車場[6:45]…玄倉林道…第七隧道で雨宿り[9:00/9:30]…玄倉川河原(諸士平)[9:45]…ヤシロ沢出合[10:00]…F1[10:10]…三段20m[10:33]…バランス石[11:55]…大石山東の肩13:00]…登山道…大石[13:13]…ヤシロ沢左岸尾根下降…ヤシロ沢出合[13:50]…玄倉林道[14:00]…駐車場[16;10]

天気予報は一日曇りのマーク、市街地では雨の心配はなさそうだったが、丹沢湖までくると若干あやしくなってきた。駐車場に車を入れ、支度を終えて、これから向かう玄倉川の上流方面の山々を見ると、上部はガスに覆われ微妙な天気だ。降りだしたら中止、予定変更もありということで、とりあえず出発した。

玄倉林道を進み、境隧道先の定点から見た女郎小屋ノ頭はガスの中、同角沢出合近くでついに降りだした。
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第七隧道で雨宿りしながら、さてどうしようかと作戦会議。たいした降りではないが、雨の沢を歩くほど粋狂ではない。テンションもダウンして、沢は諦め山神径路でも歩いて戻ろうかなどと話しているうち小降りになってきた。
でもまだ行く気半分、帰る気半分、決める前に第七隧道近くにあるはずの、今後のネタを探しにトンネルの上にあがってウロウロしているところを、近くで林道作業をしていたオッチャンたちに見つかった。道を間違えて迷い込んだおバカちゃんたちと思われたらしく、林道に降りたところで、ありがたいお小言を戴いた。
そんなこんなしていると雨も上がり、モチベーションも復活してヤシロ沢へと向かうことになった。

第七隧道からヤシロ沢はもう近い、林道を少し進み、玄倉川の堰堤先で河原に降り右岸の出合へ。
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水流のない出合は、はっきりいってチンケ、気づかず通りすぎそうだ。すぐの堰堤を越え沢の中へ。
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どうもパッとしないが我慢、我慢で奥へと進む。
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岩の下が空洞で、石小屋風チョックストンを這い上がるといくらか雰囲気はでてきた。
でも、相変わらず水がない。
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そしてF1二段9m(5m+4m)
といっても水無しの涸棚、行けそうで滑りそうで何ともビミョ〜
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ここはムリせず左岸を巻いたが、登り屋nenetaさんは不服そう…
でも、この棚、下段5mが登れても、上段4mはやっかいそうだ。
上から見るとツルツルで手掛かりなし、巻いたのは正解だった。
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そして本日の核心三段20m(4m+6m+8mと+α)
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まずはardbegさんが空身でチャレンジ、一段目は鼻唄、二段目も楽勝かと思ったら見た目より悪い。
男どもが躊躇しているとnenetaさん「いけへんの?」と脇をすり抜け、フリーでいっちゃった
オッサン三人、顔を見合わせ「登っちゃったよ・・・」

ardbegさんがそれに続き、若干弱気の敬老組の二人は、介護ロープをもらい無事に登攀終了。
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このでっかいチョックストン、登り屋さんの二人は当然直登だが、出口が狭くザックが引っかかる。
安全第一で右から巻いた巻き組がザックのみ救出して二人は自力で這い上がった。
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狭いV字谷で全体が溝といってもいい沢なので、次々チョックストンがあらわれる。
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大チョックストンの上に乗った、絶妙なバランス岩をツン・・・
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右岸の崖にしがみついた巨大根っ子のモミノキ。
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ヤシロ沢は別名「大石沢」ともいい、その名のとおり大石ゴロゴロ、巨岩帯を乗り越えていく。
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逃げは許さず最後まで詰めるというお二人さんは元気、早く逃げたい敬老組はもうヘロヘロ。
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沢の終わりは、岩盤に泥と落ち葉が積もったズルズル斜面、気を抜くと筋斗雲のごとくずり落ちていく。
お助けロープの介助をもらい、左岸に上がればもうそこは大石山東の肩の登山道直下だった。
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ガスの中じゃ絶景ポイントの大石もただの岩。
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ヤシロ沢はどんな味だった?と聞かれれば、ちょっとしょっぱいと答えるかな。
でも、単独遡行なら、ウンとしょっぱいに変わるかも。
水がなかったのは拍子抜けだったが、マイナー処の沢にしては、それなりに満喫することができた沢だと思う。

温めの燗とあぶったイカは、家に帰ってからの楽しみにして、帰りのルートは東沢乗越方面を回るつもりだったが、ポンコツおやじの右脚はすでに言うことを聞かず、下り脚の速い三人にはついていけそうもない。
若干一名、物足りなさそうにしていたが、お許しを乞い、不本意ながらピストン・コースで帰ることに…、無念
ルートは大石山の大石から、ヤシロ沢の左岸尾根をくだって出合に戻り、あとは長い林道歩を歩くだけだが、行きはよいよい帰りは長い。とくに谷戸ノ影沢の林道ゲートまで車が入れなくなってからは、確実に40分以上遠くなり、以前の感覚が残っている車利用派にとってはえらく遠く感じる。
こんな軟弱な愚痴がでるようじゃ、山遊び人としては失格だね。

《ヤシロ沢周辺図》  ※長い林道歩きと沢の往復みたいな軌跡なので、今回のルート図はなしです。

2017.7.2(土)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お疲れ様でした
男3人顔色なしでしたが楽しい沢でした
これに懲りずにまた次回もよろしくお願いします
ardbeg
2017/07/06 00:50
やっぱり食わず嫌いはいけませんね。
食わなきゃ分からない。
もちろん懲りてはいませんが、誰かさんについていけるか心配・・・
イガイガ
2017/07/06 05:38

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