山神径路周回のはずが、猟師に追われ途中撤退

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日曜日は狩猟をやらないはずと思っていたのに、ハンターに行く手を阻まれてしまった。鉄砲持った相手には逆らえずやむなくルート変更、おかげで課題は中途半端、軌跡はグチャグチャ、不完全燃焼な山遊びになってしまった。

玄倉駐車場[7:00]…玄倉集落抜け旧径路で塔ノ平[8:10]…山神径路…蕗平橋[8:25]…山神峠[9:30]…大ブナのトラバース路…境隧道上[10:22]…芋ノ沢出合[10:33]…ハンター遭遇…撤退…玄倉林道[10:45]…カイモンヤ沢沿い廃林道をたどる[10:50]…行き詰まり[12:40]…玄倉ノ野[12:55]…玄倉八幡神社[13:50]…玄倉駐車場[13:57]

玄倉林道ができる以前は、玄倉川の上流域を結んだ山神径路、脆い地質のところが多く崩落箇所がふえている。先回訪れたときも、山神峠に行き着く手前の径路が崩落で寸断、通過するのにてこずり、危険なめに遭ってしまったのがどうも納得できない。もっと簡単に行けたはずと思い改めて歩いてみた。

玄倉の集落を抜け、下を行く舗装路の落合林道ではなく、鉄塔の巡視路をかねた山道の旧径路をたどっていく。途中何箇所か、崩落箇所はあるのだが、トラロープや鉄ハシゴの巻き道があるので問題ない。たどっていくと小広く開けた塔ノ平に着く。五輪塔がポツンと立っていて、地名とからみ何かいわくありげな場所だ。

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一旦ここで秦野峠林道と合流、S字に曲がって続く林道をよそに、小菅沢右岸に沿ってそのまま真っ直ぐ旧道にすすみ、蕗平橋の手前までたどって林道に上がる。 蕗平橋からは小菅沢の高みに沿った山神径路の道形を見失わないように追っていく。注意する場所は、ドミノ倒しのように堰堤が連立している伊勢沢が対岸に見えてきたあたりで、大きく折り返して登っていく地点、ここを間違えて直進すると道がなくなり危なっかしいところに迷い込む。

そして、V字に見えていた山神峠の谷間も間近になったころ、難所の崩壊地にぶつかる。前回はビビって逃げたのが大失敗で、かなりショッパイ目にあってしまった。今回は道が途切れてたように見えたところまでいってみると、切れていると思ったところはつながっていて、崩落で細くはなっているが気をつけて渡れば通れるところだった。前回、下まで降りて巻いたが、そのほうがよっぽど危険だったことが分かった。

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続いてすぐに青ザレがむき出しになった崩壊地、山神峠はもう目の前の地点だ。道が寸断しているので高巻きか下から巻くしかないが、ここは手前から沢に降り崩壊地をすぎてから径路に戻る。ただしボロボロの箇所ばかりなので安全な登り口がなかなかみつからない。傾斜のゆるそうなガレ場を選び径路に戻ればあと少しで山神峠だ。今回はさほど苦労することなく山神峠にたどり着いた。

山神峠から大ブナの東面を巻いて境沢隧道に下降する尾根道を歩いていると、玄倉川の方面から猟犬ぽい鳴き声が聞こえてくる。あれっ狩猟は水曜日と土曜日じゃないのか?きょうは日曜日なので鉄砲撃ちはいないはずだと勝手に決め込んでいたが、境隧道の真上まできて下の玄倉林道を見下ろすと、明らかにハンターと分かる車が路肩に停まっている、なんだかイヤな予感…

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まさか、これから向かおうとしている芋ノ沢ノ頭と敷地山の尾根方面が狩場じゃないだろうなと思いつつ斜面をくだって芋ノ沢出合に降りていくと、やっぱりいた~オレンジ色 

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そこに立っていたタツマのおっちゃんに、狩猟は水曜日と土曜日じゃないのかと聞いてみると、それは管理捕獲でふつうの猟は関係ないとか、なんだよふつうの猟って…

不満たらたらだが、相手は鉄砲を持っているので逆らえない。このまま進んで標的になる訳にもいかないのでやむなく撤退、おかげでモチベーションは激下がりだ。
すっかりやる気をなくし、チンタラ玄倉林道を歩いて帰ろうかとも考えたが先日歩いたばかりだし、まだ時間も早い。少し迂回して、カイモンヤ沢からくねくね大ブナを巻いて玄倉ノ野まで続く廃林道を歩き、迂回して玄倉に戻ることにした。あまり面白味のあるルートではないが仕方がない。

玄倉林道からの登り口は、カイモンヤ沢から押し出されたガレに埋もれたままほったらかしで路肩も崩れ林業関係車両でも入れない状況だ。沢筋を離れた道は植林の中を折り返しながら続き、手入れはされていないが歩くのには支障がない。さきほど境沢隧道に下降してきた尾根伝いの西側をからみむように大ブナを巻いていくと玄倉ノ野との鞍部にでる。歩いたGPS軌跡と地形図に記された道にかなりのズレがあるが、衛星を捕捉しやすい空が開けたところを歩いているので大きな誤差はないはず、印象的にも軌跡の方が正しいように思うので、おそらく地形図の記載がズレれているのだろうと思う。

地形図にある実線の道は、この鞍部あたりで終わっているが、実際はその先まで続き玄倉ノ野の北側・862標高点の北側でぷっつり途絶える。周りをネットの柵で囲まれ前進不能、なんとかネット柵の倒れているところから脱出したが、その先はトラバース路らしい山道も続いていない、稜線まで登って玄倉ノ野の味気ない植林を抜けていく。特徴のない植林尾根なので、油断していると進行方向がズレてくる。ときどき確認しながら玄倉を目指し、ようやく防火帯らしい直線路の合間に踏跡をみつけたどっていくと・646標高点手前あたりから尾根筋を西南西に外れていく径路があり、どうやら玄倉に向かっているようだ。おそらく玄倉集落の片隅にある八幡神社に行きつくのだろうと思いながらたどっていくと、ドンピシャで玄倉八幡神社の境内に降り着いた。

玄倉八幡神社、創立は正徳元年(1711年)なので御神木のカヤの木はおそらく300年もの。
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予定変更を余儀なくされ、不完全燃焼な山遊びに終わってしまった。
猟期になるとハンターと遭遇して行く手を阻まれてることが多く、オレにとっては天敵といってもいい存在だ。
まあ、遊び場と猟場が重なるんだからしょうがないけどね。
文句はいえないので、クマに間違えられて誤射されないよう、せいぜい気をつけましょう。

 2019.2.3(日)

《今回のルート図》

この記事へのコメント

  • TI-AEK24

    イ師匠 おつかれさまです。
    丹沢湖レストハウスとかで「しし鍋」を2月までの季節限定で出しているらしいので、イノシシ狙いの猟なのかもしれませんねえ。
    2019年02月08日 17:46
  • イガイガ

    そのへんのことはどうだか分かりませんが、ハンター遭遇で山遊びをやめたこといくたび…
    こちらは狩猟のじゃまをするつもりはないので、せめて事前に猟場を公開してもらいたいものです。
    2019年02月08日 22:19