鍋嵐ゴジラの背から幻の村道トラバース

かつては身近な山遊びの場として、
よく訪れていた鍋嵐の周辺や宮ヶ瀬尾根の一帯だが、
最近はすっかりご無沙汰で足が遠のいている。
特段これと言った理由があるわけではないのだが、
しいて言えば、土山峠の取締りが強化されたことや、
県道70号側の村道15号橋の真ん中に難攻不落のゲートが設置され
気軽に遊べなくなったことなどが要因のひとつ。
あっそうそう、この界隈、夏場はヤマビルの巣窟ってことも関係あるかな。

それはともかく、きょうは久しぶりに鍋嵐を訪れゴジラの背をくだったら、
放ったらかしで未開通の村道土山高畑線の歩ける部分を歩いてみようと思う。


煤ヶ谷の水ノ尻日陰、平成の森のあずま屋前から出発。
水ノ尻沢を少しさかのぼって
三峰山の登山道までショートカットしたら物見峠へ続く水平歩廊へ。

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物見峠
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鍋嵐に向かう尾根道
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ゴジラの背びれ
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久しぶりに訪れた鍋嵐のてっぺん、標高817mのここが本日の最高地点。
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通称ゴジラの背尾根からみる宮ヶ瀬湖
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この一帯もクマ出没要注意地域。
もちろんクマは怖いけど個人的にはハンターがもっと怖い。
きょうもこの界隈にハンターが入っているらしく、
さきほどから、猟犬の声や銃声がごく近場から聞こえてくるので恐怖…

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清川トンネルの南抗口、なぜか銘板が外されている。
トンネルの長さは653m、
直線なので北坑口の光を目指していけば、灯りなしでも歩いて行ける。

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北抗口を抜けると道はぷっつりと途絶え、崖下は湖岸。わずかに宮ケ瀬尾根に続く山道があるだけだ。
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トンネル先は即湖岸
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ここからは仕事道をつなぎながら東側湖岸へ。
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少し高いところまであがってきてしまったが、県道64号がよく見渡せる。
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もう少しラクかと思っていたが、
ときどき彷徨いながら湖岸近くまで降りていくと村道10号橋に着いた。
この橋は前後に接続する道路がなく、完全に孤立している。
計画の段階で先行して橋やトンネルをつくったものの、
その後、何らかの理由で頓挫し、開通をみることなく放置された幽霊橋だ。

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つながっている道路がないので、湖岸ギリギリのトラバースや沢の横断など、
足をすべらせたら湖にドボンしそうなところもあり気を使う場面多数だ。

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なんとか、7号橋のたもとまでたどり着いた。
ここまでくれば、道が続いているのでひと安心。
ちなみに、10号橋と7号橋のあいだに橋はない。

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対岸は東澤橋と七曲橋のあたりかな。
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7号橋からは、未舗路が土山峠まで続くのでホッとする。
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土山峠のバス停に来ると、
どうどうと歩道に乗り上げ、駐車している車が一台。
おいおい、そんなとこに停めて大丈夫かよ。
と思ったら案の定、フロントガラスにベッタリ違反切符が…
あ~ぁ、ご愁傷さまです。

帰りは、土山峠からもうひと登りして、辺室山を経由でもどろうかなんて考えていたが、
湖岸トラバースで体力消耗したし神経もすり減った。
本意ではないが、おとなしく県道64号を歩いて煤ケ谷まで戻ることにした。

3時に🍺はちょっと間に合いそうにないな、残念。

2021.02.21(日)

水ノ尻沢日陰「平成の森」碑[6:40]…水ノ尻沢…三峰山登山道 物見峠分岐[7:30]…物見峠[7:54]…堤川山(能ノ爪)[8:13]…鍋嵐[8:56]…ゴジラの背尾根…村道14号橋(ハタチガ沢橋)[10:50]…清川トンネル[11:00]…仕事道を辿って村道10号橋[12:02]…湖岸トラバース…村道7号橋[13:07]…村道土山高畑線…土山峠[13:28]…県道64号[13:27]…煤ヶ谷[14:03]…水ノ尻沢日陰[14:17]

《今回のルート図》

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